みんなのQ&A

これまでに寄せられた質問と回答。
制作のヒントがここにあります。

DAW操作
2025.12.28 12
録音したギターをバスから音出したいのですがパンをLに振ったときは音は出るのですがRに振ると音が出なくなります。何故か分かりますか?
伊勢
伊勢

一番可能性が高いのは、ステレオトラックにギターを録ってしまい、片側にしか音が入っていない状態です。ギターは本来モノラルなので、入力設定によってはLだけに録音されることがあります。

この場合、パンをLに振ると鳴りますが、Rに振るとL成分が消えるため無音になります。右へ移動したのではなく、最初から右側に音が入っていないという感じです。

まずは該当トラックの波形をご確認ください。ステレオ波形が上下2段で、片側だけ波形があれば当たりです。対処はモノ化(左右をまとめる変換)か、モノトラックでの録り直しが試しやすいと思います。
またお気軽にご質問ください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
作曲
2025.12.28 22
コードスケール理論とは結局の所、何なのでしょうか。
ある程度勉強し、導出の過程、理屈などがわかってきましたが、
①コードトーンの半音上はアヴォイドで、それ以外はテンションとして使用可能。
②モーダルインターチェンジなどの、借用元となるスケール。
が、わかっていれば、いらないのではと思いました。

もし、作曲上必要なのであれば、スケール練習を繰り返し、定着させる必要があるのでしょうか。
伊勢
伊勢

率直に言うと、コードスケール理論は「このコードの上で使える音の候補を、早く決めるための理論」と捉えるのが近いと思います。コードトーンとテンションの整理ができているなら、作曲では必須とまでは言いにくいです。

正直なところ、巷のポップスを作る範囲なら、転調の方向を追えるだけでも成立しやすいと思います。むしろ混乱しやすい理論なので、積極的に推したい内容ではない、という感じがあります。

練習も「スケール暗記」より、今どのキーに寄っているかをコードワークから掴む方が先に来るかもしれません。そこでメジャースケールと、マイナースケール3種を選べるようにして、必要な場面だけテンションを足すと広がりやすいと思います。アドリブや濃い借用を狙う時に、コードスケールが助けになることがあります。

またお気軽にご質問ください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
ミックス・マスタリング
2025.12.27 14
ドラムをグループにまとめて処理すると良いと聞きましたが、具体的にはどういう効果があるのでしょうか?また、どんなプラグインと設定を使うべきですか?
伊勢
伊勢

ドラムをひとつのグループにまとめて軽くコンプレッサーをかけると、各パーツの動きがそろい、全体にまとまりが出ます。

Cubaseでは Vintage Comp がおすすめで、Input10時・Output2時を目安にし、Inputでゲインリダクションを反応させます。Ratioは2:1、Attack5ms、ReleaseはAuto。ゲインリダクションは−3dB前後にすると自然です。

これだけでドラム全体が太く整理され、後のミックスが進めやすくなります。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
作曲
2025.12.26 16
最近アニソンっぽい曲を作ってみたいと思っているのですが、コードの使い方がまだよく分かっていません…。
アニソンでよく出てくるおすすめのコードってありますか?
伊勢
伊勢

アニソンでも使われるイメージがあり、少し派手になったり不思議な雰囲気が出るコードとして知られているのが、ブラックアダーコードです。曲の終わりやキメで「えっ?」と思わせる強い違和感とインパクトを出せる特殊な響きです。

実践では「ベース音+その全音上のオーギュメント(三和音の5度を半音上げたコード)」と覚えるのが分かりやすいです。例えばベースがCなら、右手にDaug(レ・ファ♯・ラ♯)を重ねて Daug/C とします。

全音音階的な浮遊感と濁った緊張が同時に生まれるのが特徴で、曲をわざと不安定に終わらせたい場面や、ブレイクの一撃として使うと効果的です。まずは好きなキーで鳴らして、この独特の響きを試してみてください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
機材・音源
2025.12.25 15
音源購入検討しています。
・outputっていかがですか?(バンドル検討してます)
・クワイア音源でオススメありますか
伊勢
伊勢

率直に言うと、劇伴BGMを作りたい方には Output Bundle がとても相性の良い選択かなと思います。独特の音色が多く、1つ鳴らすだけで場面の空気が変わりやすいので、素材としての力が強い気がします。Output の音源は雰囲気づくりに特化していて、曲に唯一の質感を足したいときに向いていると思います。

クワイア音源なら HOLLYWOOD CHOIRS が最初の1本として扱いやすく、基本的な厚みづくりには十分です。方向性は変わりますが、RHODOPE 2 – ETHNIC BULGARIAN CHOIR も壮大さを出しやすい気がします。

またお気軽にご質問ください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
編曲
2025.12.24 15
シューゲイザー風味のロックを作りたいです。作り方のコツを教えてください。
伊勢
伊勢

まず頭に浮かんだのは、シューゲイザー風を作るときはギターの質感を先に決めてしまうと流れがつかみやすいという点かなと思います。リバーブ(残響)やディレイ(やまびこ効果)をしっかりかけた広がりのあるギターを土台にして、ボーカルやドラムは少し乾いた方向に寄せると濁りにくく、全体がまとまりやすい感じがあります。

キー選びも大事で、GやDのように開放弦がきれいに鳴るキーは雰囲気を作りやすいです。ダイアトニックコード(キーの中だけで作るコード)中心で進めると軽やかさが出て、sus2やsus4の響きもよく合うと思います。

組み立てるときは一度Cメジャーで形を作り、GやDへ移調するとギターの鳴りが自然に活きてきます。短いループで距離感を調整しながら進めると掴みやすいと思います。またお気軽にご質問ください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
ミックス・マスタリング
2025.12.22 16
Cubaseで書き出したら音が小さいです。どうしたら良いですか?
伊勢
伊勢

率直に言うと、書き出しが小さくなる場合は「マスター段で音量を上げきれていない」ことがほとんどです。Cubaseでは、Stereo Outにマキシマイザーを挿して、マスターフェーダーを0dBにそろえるだけで大きく改善されます。

具体的には、ミックスコンソールでStereo Outを開き、インサートにマキシマイザーを追加します。Output Ceilingは配信用なら-1.0dB、CDやライブ音源寄りなら-0.2〜-0.3dBあたりが扱いやすいです。
そのうえでスレッショルドを少しずつ下げ、メーターが0dB手前まで来る位置を探すと、歪ませずにしっかり音量を確保できます。

個々のトラックを上げるより、出口でまとめて調整したほうが管理も簡単で安定しやすいので、一度この方法を試してみてください。

またお気軽にご質問ください。いつでもお待ちしております。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
編曲
2025.12.21 21
先生みたいにオシャレにピアノ伴奏を弾きたいんですが、コツはありますか?
伊勢
伊勢

パッと思いついたのは、ドミナント7thをⅣ/Ⅴに置き換えるだけで響きが一気に柔らかくなるという点かなと思います。 ドミナント7thにはトライトーン(不協和を感じる音程)が含まれるので、Ⅳ/Ⅴへ変えるだけで緊張が抜けて、おしゃれな流れに寄りやすい感じがあります。Key:CならG7をF/Gにするだけでも印象はかなり変わります。

具体的には、F/Gを置くときは音域の整理が効果的です。右手はA2、C3、F3のようにG2〜G3付近へまとめると濁りが出にくく、左手はG1を置くと土台が安定します。終止感を弱めたい場面やバラードの柔らかい進行にも向いていると思います。

まずはG7をF/Gへ差し替えて響きの変化を試してみてください。またお気軽にご質問ください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
作曲
2025.12.20 34
メロディーが思いつきません。どうしたら良いですか?
伊勢
伊勢

まず頭に浮かんだのは、メロディー作りは「理論」と「感覚」を同時に少しずつ育てると進みやすいという点かなと思います。片方だけに寄ると詰まりやすいので、行き来しながら試すのが負担が少ないです。

理論で進める場合は、まずコードトーン(和音の中心になる音)を軸にすると外しにくくなります。テンションやアボイドなどもありますが、最初は「安全に置ける音」を覚えるだけで十分です。

感覚で進める場合は、いきなり鼻歌より、短い仮歌詞を作って口ずさむ形が扱いやすい気がします。もし歌うことに抵抗がなければ、好きな曲を幅広く歌えるようにしておくと、自然にメロディーの引き出しが増えていきます。

理論と感覚の両面が時間とともに混ざり、自分らしいフレーズが出やすくなるので、焦らず少しずつ積み重ねてみてください。

またお気軽にご質問ください。

いいね - 内容を読んだ後に押せます
1 2 3