みんなのQ&A

これまでに寄せられた質問と回答。
制作のヒントがここにあります。

ミックス・マスタリング
2026.05.27 2
ミックスに関してです。
パソコンでミックスしている時はよく聞こえますが、スマホで聞いた時に音量バランスが著しく壊れてしまいました。
そこでマスターにイメージャーを刺して全閉じすると、モノラルでの聞こえ方がリファレンスと全く違うと気づいたのですが、具体的にどうすれば良かったのか分かりません。
リバーブにイメージャーを刺してセンターに置いてみたり、ピアノパートなどのイメージャーの広げ具合を調節したりしましたが、あまりうまくいきませんでした。
この場合の対策で有効な物は何かありますか。
伊勢
伊勢

音量バランスが崩れる場合は、まずイメージャーよりフェーダーを疑うことが多いです。

イメージャーは左右の広がりを調整するものなので、モノラル確認には有効ですが、音量差そのものを直す道具とは少し役割が違います。フェーダーで整え、それでも埋もれる音や出過ぎる音があれば、EQやコンプを検討する流れが良いと思います。

また、スマホで聴く=イヤフォンで聴く場合、音がキツく感じやすいこともあります。特定の帯域だけ刺さる場合は、Soothe2のような共鳴を抑える系の処理も有効です。

またお気軽にご質問ください。

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ミックス・マスタリング
2026.05.25 7
ミックスの基礎を体系的に学ぶ方法が知りたいです。

ミックスの基礎知識がなく、どう勉強すればいいか悩んでいます。
現状はとりあえず手当たり次第プラグインを挿している状態で、根拠のある判断ができていません。
たとえば「この帯域がxxだから△△する」「ボーカルにはまずこの処理がセオリー」といった、周波数や素材に対する基本的な思考の型が身についていない感じです。

目指しているのは、「こういう状態のときはこの処理を検討する」というケースベースの判断軸を持つことです。
書籍・動画・トレーニング方法など、おすすめの勉強方法があればぜひ教えてください。
伊勢
伊勢

ミックスは、プラグイン名よりも「何を聴いて、なぜ処理するか」を学ぶのが大切だと思います。

たとえば、低音が濁っているからEQで整理する、ボーカルの音量差が大きいからコンプを検討する、というように、問題と処理をセットで覚えると判断しやすくなります。

手前味噌ですが、私もその考え方を一つずつ分解して説明する目的で、ミックスマスタリング講座応用編を作りました。ご興味があればご覧ください。
https://www.dtmlesson.net/seminar/mix-mastering-webinar-advance/">https://www.dtmlesson.net/seminar/mix-mastering-webinar-advance/

また、上手い人の制作動画を見るときは、Before/Afterを自分の言葉で説明する練習がおすすめです。続けていくと、過去作より新作が少し良くなる感覚が出てくると思います。

またお気軽にご質問ください。

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ミックス・マスタリング
2026.02.07 8
ゲインステージングとは、何を目的としたものなのか、どう行うのかを教えてください。
伊勢
伊勢

私は「音の通り道の各所で、適正な音量にそろえる作業」と理解しています。

目的はクリップ回避だけでなく、プラグインが想定通りに動作し、後段のリミッター等やフェーダーで無理に上げ下げしない状態を作って音質の良い状態を作ること。特に、奥行きを感じるミックスを目指すのであれば、ゲインステージングは気にしておきたいトピックです。

近年は浮動小数点処理のおかげでマスターさえクリップしなければOKと言われる一方、UAD等アナログシミュレート系のプラグインは精度が高いため、入力レベルで音色が良い意味でも悪い意味でも変わります。

クリッピングを逆手に取った方法がサチュレーションなわけですが、それを狙っていないのであれば、ソフト音源の出力やプラグインの入出力レベルが赤くならない程度を心がけるのがベターだと思います。

またお気軽にご質問ください。

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ミックス・マスタリング
2026.01.23 10
楽曲でギターが2本あった場合パンはどう振るのがよいでしょうか?
今は1本は左右に全開もう1本はその半分くらいみたいな感じでやってます
伊勢
伊勢

ヘビメタ/ハードロック系なら、2本は左右に振るのが基本になります。左右に分けると、同じフレーズでも厚みが出やすいです。

ただ、L100/R100(LogicだとL64/R63)まで振り切ると、完全に左右分離になりやすいです。個人的には好みではなく、L90/R90くらいにすることが多いです。

私は基準として、ギターのようにリズムが細かい楽器は左右に振る前提で考えています。迷ったらL80/R80から試すと良いかもしれません。

一方で、3ピースっぽい一体感を出したい曲や、左右に分けると違和感が出るロックは、L60/R60くらいに寄せることも多いです。さらにセンター寄りも可能ですが、ボーカルと帯域が被りやすいので、EQやコンプ、ディエッサーなどの調整は丁寧にする必要があると思います。

またお気軽にご質問ください。

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ミックス・マスタリング
2026.01.09 13
楽器数が多い曲のミックスのコツを教えて頂きたいです。
特にギターに対して難しさを感じており、シンプルなバンド編成でも、モコモコ感が出てしまいます。
歪ませすぎない、ハイポジション目で弾く、音量を小さめに入れる、コンプで余韻を薄める、などは意識しています。
また、ストリングス、ピアノ、ブラスなど、本格的に音が増えると、どれも広い音域を持つ楽器ですから、
アレンジの段階で、すでに、被ってしまうことが多いです。
伊勢
伊勢

まず押さえたいのは、モコモコの正体が「250〜400Hzに音が集まりすぎる」ことかなと思います。楽器が増えるほど、楽譜上は同じ音域が重なるのが自然です。なので、重なり自体をゼロにするより、物理的に整理する発想が収まりやすいと思います。

最初にパン(左右の位置)を見直してみてください。中央に集まりすぎると濁りやすいです。次に音量です。小さい音は大きい音に隠れます。これをマスキング(聞こえにくくなる現象)と呼びます。

最後にEQ(帯域の調整)とコンプ(音量をならす効果)です。各楽器で250〜400Hzを必要量だけ整理できているか、順番にチェックすると試しやすいと思います。
またお気軽にご質問ください。

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ミックス・マスタリング
2026.01.03 13
音を聞いた時に言われる「位相が変」ってどういう状態ですか?音にどんな悪影響があるのでしょうか?
伊勢
伊勢

まず押さえたいのは、位相は波のタイミング差です。左右や重ねた音のズレで、同じ帯域が打ち消し合うことがあります。

その結果、広がりが不自然になったり、急にこもったり、逆に薄く感じたりします。モノ(左右を1つにまとめた音)にした時に痩せるのも典型です。

ただ正直、DTMでは極端な加工やマルチマイク録音でなければ、音楽的に深刻になりにくいと思います。作編曲の視点だと、耳で違和感が出た時だけ確認で十分な気がします。なので初心者の方には、積極的に推しにくいトピックでもあります。

レコーディングエンジニアを目指す方でない前提なら、マルチマイク録音では位相反転が起きることがある、とだけ知っていれば良いと思います。
またお気軽にご質問ください。

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ミックス・マスタリング
2025.12.27 15
ドラムをグループにまとめて処理すると良いと聞きましたが、具体的にはどういう効果があるのでしょうか?また、どんなプラグインと設定を使うべきですか?
伊勢
伊勢

ドラムをひとつのグループにまとめて軽くコンプレッサーをかけると、各パーツの動きがそろい、全体にまとまりが出ます。

Cubaseでは Vintage Comp がおすすめで、Input10時・Output2時を目安にし、Inputでゲインリダクションを反応させます。Ratioは2:1、Attack5ms、ReleaseはAuto。ゲインリダクションは−3dB前後にすると自然です。

これだけでドラム全体が太く整理され、後のミックスが進めやすくなります。

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ミックス・マスタリング
2025.12.22 17
Cubaseで書き出したら音が小さいです。どうしたら良いですか?
伊勢
伊勢

率直に言うと、書き出しが小さくなる場合は「マスター段で音量を上げきれていない」ことがほとんどです。Cubaseでは、Stereo Outにマキシマイザーを挿して、マスターフェーダーを0dBにそろえるだけで大きく改善されます。

具体的には、ミックスコンソールでStereo Outを開き、インサートにマキシマイザーを追加します。Output Ceilingは配信用なら-1.0dB、CDやライブ音源寄りなら-0.2〜-0.3dBあたりが扱いやすいです。
そのうえでスレッショルドを少しずつ下げ、メーターが0dB手前まで来る位置を探すと、歪ませずにしっかり音量を確保できます。

個々のトラックを上げるより、出口でまとめて調整したほうが管理も簡単で安定しやすいので、一度この方法を試してみてください。

またお気軽にご質問ください。いつでもお待ちしております。

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